2014.06.10 Tuesday
前にも書いたように……
前にも書いたように、どうも言葉にこだわる性癖がある。
「『ら』抜き言葉」はまだシンボウできんでもないが、シンボウたまらんのは、「『〜いただきます』言葉」である。 先日、とある用件で、とあるところに電話した。 その際の相手の応対が、まさにこの「『〜いただきます』言葉」によるものだった。 こっちは苦情を訴えているのである。 それに対して、 「調べさせていただきます」 「手配させていただきます」 である。 無礼もはなはだしい。 なぜ、 「お調べいたします」 「手配いたします」 と、云えないのだろうか。 「〜させていただきます」とは、受動の意味であろう。 みずから“やる”と云うニュアンスがない。 苦情にたいして、“云われたからやる”では、相手の怒りを増幅させるだけである。 虚心に詫び、みずから“やる”姿勢が大切である。 “云われたからやる”と云う姿勢がこびりついているからだろうか? 言葉の使い方を教わってこなかったのだろうか? そう云えば、やたらに、「〜させていただきます」と云う言葉を使うヤツに限って、飯を食うときには、 「いただきます」 とは、云わないものだなぁ。 |