2018.01.31 Wednesday
フランツ・シューベルトの誕生日の日のひとりめし(朝)
ロールケーキ(ショコラ)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
フランツ・シューベルト、と、云えば、“歌曲の王”として、我が国でも有名である。 とりわけ、その子守歌は、彼の尊敬する(敬愛する、と、云ったほうが適格かもしれない)モーツァルトのそれと並んで、知らぬ人のないくらいに、巷間に愛されている。 「魔王」、「野ばら」、「ます」、「冬の旅」などの楽曲もまたしかり、である。 シューベルトは、31歳の若さで、貧困のうちに没した、と、云われているが、近年では、その晩年は、必ずしも貧しい生活だったわけではなかった、と、云われているようである。 わたいの好きな小説『モーツァルトは子守唄を歌わない』(およびそのコミック版)には、ベートーヴェンやツェルニーとともに、いささか可哀想な扱いで登場している。 我が友映ちゃんによると、シューベルトの楽曲を用いた映画として、『野ばら』が、シューベルトを主人公とした映画として、『未完成交響曲』が有名だそうである。 そんなシューベルトが生まれたのが、1797年(寛政9年)の今日のことである。 日本で云えば、第11代徳川幕府征夷大将軍、家斉の頃のことである。 もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 楽曲とも、藝術とも無縁の、いたって凡俗たる献立である。 それにつけても、シューベルトの好きな食べ物は、いったいなんだったのだろう。 |