ろ〜りぃ＆樹里とゆかいな仲間たち

スターリンが居酒屋にやって来た。
「へい、らっしゃい。お連れ様は何人さまで」
「レーニン様だ」

シーザーが、その側近を引き連れて、喫茶店に入ってきた。
すでに独裁的傾向を示しはじめていたシーザーは、席に着くなり、側近たちの飲み物を勝手に注文しはじめた。
「俺にはブルー・マウンテンを頼む。キャシアス、おまえ、サントス。アントニー、おまえ、キリマンジャロ。ブルータス、おまえ、モカ」

麦飯（ピリ辛らっきょう）、ほうれん草と切干大根のごまあえ、キャベツの梅おかか和え


久々に、自分でつくったおかずだけである。
ただ、肉も魚もない。“ヘルシー”と云えば聞こえはいいが、これで終業時まで保つだろうか？
昨日も4時頃に、地下のコンビニで菓子パンを3個買って、“おやつ”と称して食べたくらいなのに……。

トースト（6枚切り×2枚）、半熟卵（1個）、ヨーグルト、トマト・ジュース、インスタント・コーヒー


半熟卵が1個なのは、1個が上手く茹でられず、ダメになってしまったからである。同じ鍋で、同じ時間、同じように茹でたのに、卵が違っていると、結果が違ってくるものとみえる。面白い現象である。

麦飯（みそかつおにんにく）、コロッケ（2個）、キャベツの梅おかか和え


キャベツの梅おかか和えは、初めて料理った。
思ったより量が多くて、弁当箱からはみ出しそうになったが、なんとか押し込んだ。思ったよりサッパリしてよかった。ただ、もう少し歯ごたえがあってもよかったろう、と、思う。
梅干の種が二つも入っていたのは、なにか“アタリ”を引いたみたいで、思わず頬がゆるんでしまった。
なお、この我が家、と、云うよりは、母者独特のコロッケは、玉葱の料理法にその妙味があるそうなのである。
玉葱を、透明になり、その嵩が、1/3〜1/4になるくらいまで、約30分ほど（！）炒めるのが、コツなのだそうだ。
そうすることによって、甘味、旨味が出て、ジャガイモの芋臭さが消えるのだ、と、云う。
なるほど、理に適っている。
が、自分では、とてもそのように根気よく料理るなど、できようはずもない……

トースト（6枚切り×2枚）、半熟卵（2個）、ヨーグルト、トマト・ジュース、インスタント・コーヒー


後はスープ or ポタージュ、そして生野菜サラダとフルーツのデザートがつけばカンペキなのだが……。
昼食（弁当）の仕度もしなければならないので、なかなか思うようにいかない。
まぁ、昼食（弁当）の仕度、と、云っても、レンジで温め直して、弁当箱に詰めるだけではあるのだが……。

わたいは“バンド”なるものを組んだことがない。
でも、例えばバンドを組んで――
「クリスマスなんだから、これと、これと、これと、……、を演らなくちゃ。
聴く人がどう思おうと、クリスマスなんだから、演らなくちゃ」
と、決めたとする。

ところがそれが、ど〜も、評判が宜しくなさそうだ、と、分ってくるとする。

そこで――
「これと、これは、全力で行こう。これとこれは力抜いて、ちょっと、いいかげんになってもいいから……」
「いや、それやったら、こっちとこっちに力入れて、こっちとこっちのほうを流して……」
なんて、ことになったとする。

そんなことになってくると、
「聴いてる方のことなんか考えずに、自分らが、”演るんや！”と決めたら、全部、ちゃんと演れや！」
「手ェ抜くんなら、最初っから演るな！」
と、思ってしまう。

バンドの演奏の話である。
軽減税率の話ではない。

インスタント味噌汁、煮物盛り合わせ、コロッケ（3個）、お茶の葉


晩酌に熱燗を4合呑ったら、とてもご飯を食べる気にはならない（この後、〆に食べるかも知れないが……）
お茶の葉、と、云うのは、文字どおりのお茶の葉で、出がらしを電子レンジでチンしたものである。もっとも今日び、“チン”と鳴る電子レンジも、ないだろうが……。
いいお茶の葉は、出し切った後でも、美味しく食べられる。
お茶っ葉というのは、じつは調法な食材なのである。

麦飯（ピリ辛きゃら蕗）、コロッケ（2個）、小松菜とじゃこのお浸し


こんなことを云うと、口さがない連中から、マザコン扱いされそうだが、やはり“お袋の味”と、云うものはあるものなのである。
味噌汁、カレー、煮物、などは、その代表たるものであろう。
自分がやたらにお浸しや煮付にこだわっているのも、小さい頃から慣れ親しんだ、“お袋の味”を再現したい、と、思っているからなのかも、しれない。
“お袋の味”と、云うものは、どんな料亭の板前さんにも、どんなレストランのシェフにも再現のできない、世界にただひとつの味、なのである。
自分の場合は、鶏の唐揚とコロッケが、この“お袋の味”に加わる。
そんなわけで、母者の料理ってくれるコロッケは、大好物のひとつである。

トースト（6枚切り×2枚）、半熟卵（2個）、ヨーグルト、野菜ジュース＋トマト・ジュース、インスタント・コーヒー


野菜ジュースが途中でなくなったために、トマト・ジュースとブレンドした。
そう云えば今冬は、あまりスープ類を出していない。
暖冬のせいだろうか？　あまり欲しいとも思わない。
まぁ、そのうち、食膳に上るようになるだろう。

握り飯（焼鮭荒ほぐし、にんにくみそ）、インスタント味噌汁、コロッケ（3個）、小松菜と油揚げの卵とじ、味付海苔


コロッケと、小松菜と油揚げの卵とじは、母者に料理ってもらったものである。
握り飯は、間食用に、と、仕事場に持って行ったものである。
ここ最近、午後3時頃になると、決まって腹が減って、地下のコンビニに惣菜パンを買いに行くようになった。
それではあまりに不経済なので、自分で握り飯をつくって持って行くことにした。
ところが、そんなときにかぎって、腹が減らないものである……。
したがって、晩飯にスライドする。

麦飯（ちりめん山椒）、ブリの煮付け（2切）、菠薐草と切干大根のごま和え


写真では分らないかも知れないが、ブリの煮付けは2切れある。
もちろん、自分でこさえたものではなく、母者が料理ってくれたものである。
さすがに味が違う。全然違う。
ただし、菠薐草と切干大根のごま和えは、自分でつくったものである。
なるほど、味が違う。全然違う。意味も違う……。

トースト（6枚切り×2枚）、半熟卵（2個）、ヨーグルト、野菜ジュース、インスタント・コーヒー


なんだかんだで、お久しぶりのひとりめし、である。
お久しぶりだから、と、云って、なにがどう変わった、と、云うわけでもない。
あいかわらず、と、云えば、あいかわらずの、ひとりめしである。

〈○○議員を励ます会〉で、ある女性が、ある衆議院議員に云った。
「あら、はじめまして。あなたのことは、色々とうかがっておりますわ」
その議員は勝ち誇ったように云った。
「でも、証拠は出せんでしょう？」

秀吉の側近たちが集まり、深刻な顔をして、ヒソヒソと話し合っていた。
「畏れ多いことながら、どうも我が殿は、異常としか思えぬ」
「貴殿も左様に思わるるか。じつは身どもも、かねてより気がかりだったのじゃ」
「いやいや、拙者とて同じこと。いかように考えても、尋常ではない」
「これではお家の行末が案じられる」
みな顔を見合わせて、深い溜め息をついた。
「なぜに我が殿は、女性ばかりに興味を示されて、稚児には見向きもされないのであろうか」

異常の、正常のと、ワイワイガヤガヤかまびすしいようですが、異常も正常も、そのときどきによって、変わるものなんじゃ、ないですかねぇ。
大事なのは、相手が同性か、異性かじゃなく、どれだけその相手を大事に思っているか、その“こころ”なんじゃないでしょうかねぇ？
まぁ、もっとも、地位や名誉や生活のために、相手を選ぶ人たちには、こんな“こころ”は、ご理解いただけないでしょうがねぇ。

ページ別アクセス数の7、8、9位に、“ろ〜りぃの食卓”（「2015年11月最後のひとりめし（晩）」、「12月最初のひとりめし（昼-弁当）」、「これまたやっぱり、ひとりめし（昼-弁当）」）が並んだぜぃ

ド・ゴールとは、フランスの軍人、政治家でる。
第二次大戦中はロンドンに亡命してナチス・ドイツと戦い、戦後首相、さらには大統領となって憲法を改正し、第五共和制を開始した。
フルシチョフは、旧ソヴィエト連邦の政治家である。
ソ連共産党中央委員会第一書記と閣僚会議議長（首相）を兼務し、スターリンの独裁を批判して、平和共存路線を確立した。米大統領ケネディとの対話により、キューバ危機を回避したのは、有名な逸話である。

或る日、フルシチョフのことを訊ねられたド・ゴールは、
「フルシチョフ？　ああ、そう云えば第二次大戦の末期に、スターリンの後ろでしゃちこばってるハゲ頭の男がいたな。思えばあれが、フルシチョフとか云っていた」

ページ別アクセス数の上位8位までが、“ろ〜りぃの食卓”じゃなかった
やったぜ、ベイビ〜
（陰の声：そんなに俺の食いもんの写真がイヤかい）

父親が、息子に訊いた。
「なぁ、大きくなったら、なにになりたい？」
「サッカー選手！」
幼い息子は、うれしげな笑顔で応えた。
「パパは？」
今度は、息子が訊ねた。
「うん？　そうだなぁ、パパは、野球選手に、なりたかったなぁ」
　自分が現在の息子と同じ齢だった頃のときを思い出して、しみじみとなった。
「違うよ。パパは、おっきくなったなら、なんになりたいの？」
　ハッ、と、思った。
――現在の自分は、いままでの人生のなかで、いちばん、年老いている。
　しかし、これからの人生のなかでは、現在が、いちばん、若い。
　夢を見るのは、子どもだけの特権ではない。
　大人が夢を見て、なにが悪い？
　いくつになっても、夢を見るのは、恥ずかしいことではない。
　夢を諦めることこそ、恥ずかしいことである！

麦飯（ピリ辛きゃら蕗）、豚肉とニラもやし炒め、小松菜と豚肉と油揚げの醤油炒め


小松菜と豚肉と油揚げの醤油炒めをつくっていたときに、消したと思った火が、弱火で残っていた。
ために、だいぶ塩辛くなってしまった。
油断大敵、なんにつけても、思い込みはよろしくない。

トースト（6枚切り×2枚）、半熟卵（2個）、ヨーグルト、ポタージュ・スープ、インスタント・コーヒー


なんだかんだ云いながら、朝は洋食、いわゆるブレック・ファスト・スタイルになりつつある。
後は生野菜と果物と、ジュースがつけば、完璧なのだろうが、せわしない朝のこととて、なかなかそうもいかない。
それに、和朝食は和朝食で、捨てがたい味わいがあるのだが……。

玉子麦飯、インスタント味噌汁（乾燥わかめ、えのき、とろろ昆布入り）、ツナと白菜のスープ風煮、カボチャの煮物、小松菜と厚揚げの煮浸し、味付海苔


今日仕事場で、アルバイトに来てくれている女性と、ツナと白菜のスープ風煮のことで話した。
「あれ、美味しいですよねぇ〜」
と、云う言葉に、嬉しくなった。
別に、わたいが料理ったのが、美味しい、と、云ってくれたわけではないのだが、それでもやはり、嬉しくなる。
人さまが食べるものをつくっているのだ、と、思うと、嬉しくなる。
ツナと白菜のスープ風煮は、手軽につくれて、リーズナブルで、しかもおいしい。
調法な料理である。

麦飯（ピリ辛らっきょう）、豚肉入りニラもやし炒め、チンゲン菜と豚肉のオイスター・ソース炒め


ピリ辛らっきょうが、いいかげん長くなっていたので、入れることにした。
どうも豚肉が焦げ付いていけない。油が足りないのだろうか？　それとも、つくり方の根本に誤解があるのだろうか？
まぁ、食べられるから、いいのだが……。

トースト（6枚切り×2枚）、半熟卵（2個）、オニオン・コンソメ・スープ、ヨーグルト、インスタント・コーヒー


洋食に戻ってしまった……。
和食のほうが手軽でいいのだが、なぜか洋食のほうが、腹もちがいいようである……。