2015.02.07 Saturday
セオドア・ルーズベルト 1
セオドア・ルーズベルトは、日露戦争において、日露両国の間を調停してポーツマス条約を締結せしめるのに功あった。その功により、一九〇六年に第六回のノーベル平和賞を受賞している。太平洋戦争時の大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルトは、彼の従兄弟である。
セオドアが日露戦争の仲介をして日本に好意的だったのに、その従兄弟のフランクリンが大統領のときに、日米が開戦のやむなきにいたったのも、歴史の皮肉と云うべきだろうか。 セオドアのほうのルーズベルトは、『忠臣蔵』の英訳を愛読していたと云う。 |