2016.08.16 Tuesday
五山の送り火の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は有名な「五山の送り火」が行われる日である。 浅学菲才にして「大文字焼き」などとも呼んでいたが、これは不適切な呼称であるらしい。 「お盆に帰ってきた死者の魂を現世からふたたびあの世へと送り出す行事」であり、各地各所で、さまざまな規模形態で行われているらしい。 「灯籠流し(精霊流し)」も、送り火の一形態である。 そう云えば学生時代、東京に下宿していた故郷の友人が、帰省の途中遊びに寄って、一緒に五山の送り火を観に行ったおぼえがある。 人が多かったのと、「大」の字が燃え上がった瞬間、得も云われぬ原始的な感激が身内を貫いたのと、帰りの電車が鮨詰めで汗だくになったことを、ハッキリと憶えている。 しかしそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 盆であろうが皿であろうが、相も変らぬ、いつもの献立である。 |