2016.08.17 Wednesday
ロバート・デ・ニーロの誕生日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は米国の俳優、ロバート・デ・ニーロの誕生日である。 デ・ニーロと云えば、“デ・ニーロ・アプローチ”と呼ばれる、徹底した役作りが有名である。 それは彼が学んだアクターズ・スタジオの「メソッド演技法」の極致と云ってもいいかも知れない。 体重を増減させ、体形のみならず、顔の輪郭までも変化させる。 とりわけ、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』に出演した時は、そのあまりの完璧な老人ぶりに、監督のセルジオ・レオーネをして、「奴はいったいどんな魔法を使ったんだ? 本当に元の姿に戻れるのか」と、驚愕せしめたほどだった。 もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 そう云えば、デ・ニーロがミッキー・ロークと共演した映画『エンゼル・ハート』のなかで、デ・ニーロが茹で卵をテーブル上に転がしてその殻にヒビを入れながら、“卵は魂の表象だ”と、云う意味のことを云う場面があった。 あれはなかなか、ゾッとする場面だったなぁ。 |