2016.08.24 Wednesday
ポンペイ最後の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
西暦79年の今日、イタリアのヴェスヴィオ火山が大噴火を起こした。 町には一昼夜にわたって火山灰が降り続け、さらに翌25日には火砕流が発生して、町は一瞬にして埋没した。 そのため、当時の人々の生活の様子や町のたたずまい、多くの壁画、さらには死に襲われた人々の断末魔の様子までが、如実に遺っており、当時の様子を知る貴重な手掛かりとなっている。 当世の人々を襲ってその平和な生活を壊滅させた大災害が、後世の我々に、貴重な歴史上の遺産、とりわけ美術上の貴重な財産を遺してくれる結果となったことは、なんとも皮肉なことである。 もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関係もない。 しかし、1940年近くも前の今日のこの日、ポンペイの人々の食卓には、どのような料理が並んでいたのだろうか? |