2016.08.24 Wednesday
水金地火木……
小学生の頃、太陽系を構成する惑星をおぼえるのに、
「水、金、地、火、木、土、天、海、冥」 と、暗誦したものである。 英語では、 “My Very Educated Mother Just Served Us Nine Pizzas.(わたしのとっても賢いお母さんが、私たちにちょうど9つのピザを配ってくれた…かな?)” と、おぼえるらしい。 これは、それぞれの単語の頭の字を、惑星の頭の字と一致させて、おぼえるものである。 Mercury-水星、Venus-金星、Earth-地球、Mars-火星、Jupiter-木星、Saturn-土星、Uranus-天王星、Neptune-海王星、Pluto-冥王星、である。 10年前の今日、プラハでの第26回国際天文学連合総会で、冥王星を惑星から除外し、新設の準惑星に分類することが決定された。 「大きさから云って、そうなるだろうな」 「ママが配ってくれるものがなくなったわね」 「解明(海冥)されなくなって、ドテンかい(土天海)、かい!?」 ………… さまざまな感想意見が述べられるなかで、ある小学生の言葉が、胸をうった。 「いままでお友だちだったのに、仲間はずれにされてかわいそう」 |