2016.08.25 Thursday
パリ解放記念日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(3個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は第二次世界大戦において、パリの解放が完了した日である。 連合国軍のノルマンディー上陸作戦の成功以来、ナチス・ドイツによる占領と、傀儡政権であるヴィシー政府に対し、レジスタンス活動が活発になり、ド・ゴールを代表とする臨時政府は、一刻も早いパリの解放を目指した。 8月19日から始まったパリ解放の戦いは、同月25日に完了した。 ヒトラーは、数日前に「パリは、廃墟以外の姿で敵に渡すべきではない」といういわゆる「パリ廃墟命令」を出しており、この日も電話で、「いまこの瞬間、パリは燃えているのか?」と、3度も確認した。 映画化もされた、有名なノン・フィクション『パリは燃えているか?』の書名は、このヒトラーのセリフから採られたものである。 ヒトラーの叫声と命令にもかかわらず、パリが燃えることはなかった。 パリは多くの歴史を宿したまま、解放されたのである。 そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 半熟卵が1個増えたが、これは卵が小さいからである。 パリの解放とは、なんらの関連もない。 |