2016.09.13 Tuesday
乃木大将夫妻殉死の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(小2本)
乃木将軍程、毀誉褒貶の烈しい軍人も珍しい。人格者、軍神、と、崇め奉られるかと思えば、凡将、愚将、軍人としては不向きな性格、と、叩かれる。 いずれにしても、日露戦争時における、旅順攻略戦、とりわけ二百三高地攻撃の際の評価が、そのまま、乃木将軍の評価に連なっているようである。 乃木将軍を否定する見方は、主に司馬遼太郎氏の作品とともに拡まって行ったように思う。 ただいずれにせよ、乃木将軍が仁者、人格者、高潔の士、等々であったことまで否定する人は、あまりいないようである。 昭和天皇も幼少時、その偉大な人格から、多大な感化を受けた、と、述べられている。 その乃木将軍が、明治天皇崩御の後を追い、夫人とともに殉死したのが、1912年の今日である。 もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関係もない。 いつもながらの、相も変らぬ品々である。ただ、バナナが2本になったくらいが、変化である。 それにしても、乃木将軍夫妻は、殉死のこの日、どんな食事を摂ったのだろう? |