2016.12.09 Friday
夏目漱石の命日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、トマト・ジュース、バナナ(3本)
夏目漱石は日本近代文学史上に燦然と輝く巨星であり、まさに“文豪”と賞されるに相応しい小説家、文学者である、と、云うことに、異存を唱える方は、よもやおるまい。わたいたちの仲間内でも、このことについては(めずらしく)、各自の意見が一致している。 漱石の作品は、いまなお燦然とした輝きを放ち、いまなお読むに値する。 現代のいわゆる「問題作」、「意欲作」、「受賞作」等々などを読むよりも、漱石の一編を読む方が、遥かに読みごたえがある。 散作に熱弁されるまでもなく、わたいたちはみな、そう思っている。 もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんの関連もない。 漱石はジャムを好んだらしいが、わたいの食卓上にあるのは、マーガリンだけであって、ジャムはついぞ、見かけない。 |