2017.01.25 Wednesday
三方ヶ原の戦いの日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、ポタージュ・スープ、野菜ジュース、バナナ
元亀3年12月22日(西暦1573年)の今日、遠江国は三方ヶ原で、上洛途上の武田信玄晴信の率いる軍勢と、松平元康(後の徳川家康)・織田信長の連合軍の間で、熾烈な戦いが展開された。世に云う、三方ヶ原の戦い、である。 元康の立て籠もる浜松城を無視し、三方ヶ原台地を目指した武田勢に対し、元康は追撃に撃って出る。 ところが台上では、武田勢が武具を揃えて待ち構えており、元康は散々に打ち破られた。 多くの犠牲者を出し、命からがら浜松城に逃げ帰った元康だが、その際、武田勢のあまりの恐怖に、馬上で糞を漏らした、と、云うのは、有名な話である。 元康は帰城後、(おそらくは湯船で尻を洗った後で、)絵師を呼ぶと、悄然としている自分の似姿を描かせ、つねにこの絵を傍らにおいて、以後の戒めとした、と、云う。 なるほど、転んでもタダでは起きぬと云うか、立派な態度と云うか、さすがは家康、で、ある。 もちろんそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 いつもながらの、相も変らぬ献立である。 それにしても、この戦いの朝、家康はどんな朝食を喫したのであろうか。 |