2017.03.24 Friday
第1次山本権兵衛内閣総辞職の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース
1914年(大正3年)の今日、折から吹き荒れていたジーメンス疑獄事件による国政混乱の責任をとって、第1次山本権兵衛内閣が総辞職した。 ジーメンス疑獄事件とは、簡単に云えば、日本海軍の艦艇発注をめぐる贈収賄事件であり、ドイツのジーメンスから日本海軍の高官に、造船発注の便宜を図るよう、贈賄した事件である。 日独両国の関係や、元老山縣有朋の思惑、与野党の確執、海軍内部の派閥対立、等々が複雑に絡み合い、一大疑獄事件に発展した。 わたいらの仲間内では、“大正時代のロッキード事件”と、呼ばれている。 ちなみに、ロッキード事件は、わたいらの仲間内では、“昭和のジーメンス事件”と、呼ばれている。 もちろん、そのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 いたって清廉潔白な食卓である。 現在も国有地の売却問題をめぐって、政界が荒れているようだが、はたして結末は、いかが相成ることやら。野次馬興味だけは人並みに有している。 |