2017.03.30 Thursday
アラスカ購入の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、オニオン・コンソメ・スープ、野菜ジュース、バナナ
“アラスカ購入の日”と云っても、もちろん、わたいが買ったわけではない。 いまを去ること150年前、1867年の今日、 当時のアメリカ合衆国国務長官ウィリアム・スワードが、ロシア帝国から購入したのである。買値は720万ドル(約4047平方メートル当たり2セント)と云うから、どこぞの学校法人に売却されたどこぞの国有地よりも、はるかに廉価であった。 それでもこの買物は、当時、“スワードの愚行”、“巨大な保冷庫を購入”などと呼ばれ、良い評価は受けなかったらしい。 しかし、29年後の1896年には金鉱が発見され、またロシア(ソ連)と対立するようになると、軍事上の重要性を帯びるようになった。 世の中、なにが幸いするか、判らないものである。 もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。 いつもながらの、なんの変哲もない献立である。 |