2017.07.06 Thursday
モーパッサンの命日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース
今日はフランスの作家、ギ・ド・モーパッサンの命日である。 モーパッサンは短編の名手として、また、自然主義の代表作家として知られている。 彼の作風は日本の作家にも大きな影響を及ぼしたが、同じ“自然主義”と云い、ゾラやモーパッサンから影響を受けた、と、云っても、その内容風格はまるで違うことを、ぜひ知っておいていただきたい、とは、我が友:散作の言である。 ゾラやモーパッサンの作品に感激して日本の自然主義作家の作品に手を伸ばし、結果、失望する分にはまだいいが、日本の自然主義作家の作品を読んで、ゾラやモーパッサンの作品内容やその風格を推し量るのだけは、やめていただきたい、と、云うのである。 彼我の差異は、同じ牛肉とは云っても、佐賀牛や伊賀牛などの日本の牛肉と、廃棄されたトレーラーのゴム・タイヤを思わせる米国産の牛肉とのそれよりも、はるかに大きい、と、云うのが、散作の評である。 もちろんそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。 自然食品ではないかもしれないが、そもそもわたい自身、オーガニックであろうが、タイタニックであろうが、さして関心のない人間なのである。 |