2017.07.20 Thursday
弐千円札発行の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
タイトルを見て、「そう云えば、そんなのがあったなぁ」と、懐かしく思い出されるお方も多いかもしれないが、厳密に云えば、「あった」のではなく、現在でも「ある」のである。 もっとも、お目にかかることは、めったにない。使用することも、受け取ることも、ほとんど、ない。ほぼ、「幻のお札」である。 弐千円札は、2000年(平成12年)の今日、第26回主要国首脳会議(いわゆる沖縄サミット)と、西暦2000年のミレニアムを記念して発行された。 発行の経緯からして、流通紙幣、と、云うよりは、記念紙幣である。 表面に守礼門が、裏面に源氏物語絵巻の絵図と詞書、それに紫式部の肖像が描かれており、デザインとしては好きな図柄なのだが、お目にかかる機会がないことには、如何ともしがたい。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 弐千円札のみならず、他のお札にも縁のなさそうな、いかにも簡素な献立である。 |