2017.10.27 Friday
読書週間開始の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)
今日から11月9日までは、読書週間である。 活字離れが嘆かれるようになって久しい。なにしろわたいが中学生の頃から云われ続けているのだから、延々○十年、云われ続けていることになる。よく飽きないものだ。 活字離れ、と、云うと、昔の人はいかにもよく本を読んでいたようであるが、故丸谷才一氏によると、そんなことは決してなく、むしろ、“本なんか読むと「アカ」になる”と云って、本を読まないことこそ、推奨されていたそうである。 そう云えば、司馬遼太郎氏の『坂の上の雲』でも、“本なんか読むと惰弱になる”、“本なんか読まないでも、ほかにいくらでも遊びはある”などと云った意味の風潮があったことが、描写されている。 だいたい古い人間の云う、“昔はよかった”式の話は、あてにならないことが多いものだ。第一、戦争や食糧難、衣料難などに巻き込まれていないだけ、現在のほうがいいに決まっている。 とは云え、本を読むのはいいことである。なぜか、と、云えば……そのへんのことは、散作にでも、語ってもらおう。 とりあえず、わたいの食卓に並ぶ献立とは、なんらの関連もないことなのだから……。 |