2017.11.16 Thursday
アル・カポネ釈放の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)
1939年(昭和14年)の今日、アル・カポネがアルカトラズ刑務所から釈放された。 “夜の大統領”と呼ばれ、暗黒街に権勢をふるったアル・カポネが、米財務省の特別捜査官エリオット・ネス率いる“アンタッチャブル”によって捕縛され、アルカトラズ刑務所に収監されたことは、映画やTVドラマ、小説などで、すっかり有名である。 それらの話は、たいがい、ネス自身が著した『アンタッチャブル』と云うノン・フィクションを、その源流としている。しかし、一説によると、ネスと云う男は自己顕示欲が強く、この書もかなり誇張されている、とのことである。 いやはや、歴史の真実とは、ナカナカに捉えがたいものである。 ちなみにアル・カポネは、アルカトラズ刑務所に収監されている間に、すっかりその権勢を衰えさせ、出所後には昔日の勢いさらになし、重度の脳梅毒を患って、ロング・ビーチの別荘(刑務所ではない、本来の意味での別荘である。念のため)で、侘しい余生を過ごした、と、云うことである。 もっともそのことと、わたいの献立とには、なんらの関連もない。 刑務所とも、暗黒街とも、まったく関係のない、いたって平和な献立である。 |