2017.12.22 Friday
松野鶴平の誕生日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は松野鶴平の誕生日である。 松野鶴平、と、云っても、ご存じない方も多いであろう。 熊本出身の政治家で、戦前は立憲政友会に所属し、鳩山一郎の派に属していた。 内務政務次官、幹事長、鉄道大臣などを歴任した。 「選挙の神様」と賞されるくらい選挙に強く、「松野の読みは、1〜2票しか狂わない」と驚嘆されたものである。 戦後は吉田茂の御意見番として陰で権勢をふるい、参議院議長を務めた時期は、「松野に睨まれたら、大臣にも政務次官にもなれない」と云われるほどだった。 権謀術数に長け、「ズル平」と綽名された。 現衆議院議員である松野頼久は孫であり、小泉純一郎の御意見番を以て自ら任じていた松野頼三は、三男になる。 その松野鶴平が生まれたのが、明治16年(1883年)の今日なのである。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 政治とも、世襲とも、権謀術数とも、まるで縁のない、いたって穏当な献立である。 |