2018.02.09 Friday
河豚の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は“河豚の日”である。 Wikipediaによると、「29(ふく)の語呂合わせで制定」されたそうだが、別にWikipediaによらなくても、そのくらいの察しはつくだろう。 ちなみに「河豚」と書いて「ふぐ」と読むが、「下関や北九州などでは」、「縁起をかついで『不遇』あるいは『不具』につながる『ふぐ』ではなく、『福』につながる『ふく』と呼ぶ」そうである。 大阪では「てっぽう」と呼ぶことは有名である。「偶に当たる」=「弾に当たる」、「当たると死ぬ」からである。 そこから、「河豚鍋」のことを「てっちり」(「てっぽうのちり鍋」)、「河豚の刺身」のことを「てっさ」(「てっぽうのさしみ」)と呼ぶことは、みなさん、既にご存知のことだろう。 河豚料理と云えば高価なもの、と、相場が決まっており、学生時代などはサークルの仲間たちと、「卒業したら、みんなでフグ、食いに行こうな」と、誓い合ったものである。 その高価な河豚料理を、庶民大衆にも味わってもらいたい、と、安価で提供し始めたのが、「づぼらや」である。 「づぼらや」の看板は、「くいだおれ太郎」やかに道楽の「カニ」とともに、大阪の三大名物看板となっている。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 河豚とも蟹とも縁のない、いたって質素な献立である。 |