2018.02.21 Wednesday
菅原道真左遷の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
901年(昌泰4年)の今日(旧暦1月25日)、菅原道真が大宰員外帥(大宰権帥)に左遷された日である。 ご存じのとおり、菅原道真公は、学問に秀で、また忠義の臣として天皇を支え、右大臣にまで昇任したが、左大臣である藤原時平に讒訴され、大宰府へ左遷された。それが、今日、と、云うわけである。 菅原道真公は現地大宰府で没しが、その死後京では天変地異が多発し、ために朝廷はこれを道真の祟りと畏れ、道真の罪を赦し、後には天満天神として信仰の対象となった。現在、学問の神として、各地で親しまれる。 大阪では、北区天神橋にある大阪天満宮が有名であるが、九州出身のわたいにとって馴染み深いのは、なんと云っても、福岡の太宰府天満宮である。 学問向上を願って、多くの学生、とりわけ受験生やその家族、あるいは学芸向上を目指す習い事熱心な人たちが参詣しているようであるが、効験ありすぎて、後に左遷されるようなことにならないか、ひそかに心配している。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 学問とも、左遷とも(現在のところは)無縁の、いたって平凡平和な献立である。 それはともかく、大宰府に流されるその日の朝、道真公は、いったい、どのような食事をお召なされたのだろうか。 |