2018.03.29 Thursday
ディディウス・ユリアヌス帝即位の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
193年の今日、ディディウス・ユリアヌスが、第19代のローマ皇帝として即位した。 日本ではなじみのない皇帝である。わたいもこの記事を草するまで知らなかった。たぶん、Macも知らないだろう。 Wikipediaによると、「193年、コンモドゥス帝が暗殺され、更に帝位を簒奪したペルティナクスが元老院と近衛隊の支持を失い、僅か3ヵ月で暗殺されるなど不安定な情勢が続いていた」のだそうである。 ペルティナクスの死後も、適当な皇帝候補が見つからなかったことから、このディディウス・ユリアヌスが即位することになったのであるが、それがなんと、親衛隊による帝位の「公開競売」を落札して即位したのだ、と、云う。 帝位を公開競売の落札によって手中に収めたのは、おそらく、後にも先にも、この皇帝だけであろう。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 皇帝位とも、公開競売とも縁のない、いたって公明正大な献立である。 |