2018.04.26 Thursday
よい風呂の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、味噌汁(大根、人参、白菜、キャベツ、長ねぎ、玉葱、椎茸、えのき、焼麩、油揚げ、もやし、ニラ、貝割、乾燥わかめ)、鶏皮焼き、小松菜とあさりのお浸し、冷奴、納豆、ぬた、味付海苔
鶏皮焼きは、揚げない唐揚げの食材である鶏もも肉に付いていた鶏皮を、多めの油で揚げ焼きにしたものである。 鶏皮はわたいの大好物のひとつで、居酒屋や焼き鳥屋などに行くと、決まって註文していたものである。 なかでも、「ぢどり亭」の皮焼は、一時やみつきになったほどである。 ここの皮焼は、他の店のように、串焼きにするのではない。バラで、皿に盛って出てくるのである。これがまた、歯ごたえがあって、ジューシーで、塩気が効いていて、実に旨いのである。 そんなわけで、買ってきた鶏肉に皮がついていても、捨てる気にはサラサラならない。もちろん、肉に付けたまま、料理しようとも思わない。鶏皮だけで揚げ焼きにして、少しでも焼き鳥屋の雰囲気を出そう、と、試みるのである。味まで近づけよう、などと、大それた野望は抱いていない。自分なりに満足できる味であればいいのである。だれに食べてもらうわけでもない。食べるのはわたいだけなのであるから……。 |