2018.09.27 Thursday
ロゼッタ・ストーン解読の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、アロエ・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)
1822年の今日、フランスの古代エジプト学研究者である ジャン=フランソワ・シャンポリオンが、ロゼッタ・ストーンの解読に成功したと発表した。ロゼッタ・ストーンとは、「エジプトのロゼッタで1799年に発見された石版」のことで、「紀元前196年にプトレマイオス5世によってメンフィスで出された勅令が刻まれた石碑の一部である」らしい。 「碑文は古代エジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字(デモティック)、ギリシア文字の三種類の文字で記述されて」おり、「細かい違いはあるが、本質的には同一の文章が全部で三つの書記法で著されていると早くに推測され」ていた。 シャンポリオンによるこの碑文の解読によって、「エジプトのヒエログリフを理解する鍵」が与えられ、「他のエジプト語の文書も続々と翻訳が可能になった」のである(引用はWikipediaより)。 21世紀の現在もなお、未解読の古代文字が多く残されており、我々の知的好奇心と、はるか昔に滅んだ文明に対する歴史的郷愁心を刺激する。 一方で、解読不能の新しい言語(主に話し言葉、ネット言葉)が多く発生して、我々の知的好奇心をげんなりさせ、伝統的道徳心をうんざりさせる。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 古代に繁栄した文明の文字とも、将来に没落するであろう現代の言語とも、まったく無縁の、いたって凡俗穏当な献立である。 |