2018.10.10 Wednesday
もっとも記念日が多い日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、ブルーベリー・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
1年365日、その日ごとになんなと記念日なるものは存在するようであるが、「日本記念日協会によると、同協会の認定した記念日が一年の中で最も多い日となっている」のが、今日、10月10日なのだそうである(Wikipediaより)。 これはあくまで、“日本記念日協会とやらが認定した記念日が最も多い日”であって、日本記念日協会の認定とは無縁無関係の記念日も併せて考えると、もっと多い日が他にあるのかもしれない。 世界中に視野を広げると、さらに別の日がもっとも多い日となるかもしれない。 それにしても、なんなと協会はあるものである。試みにちょっとWikipediaを手繰ってみると、日本記念日協会(一般社団法人 日本記念日協会)のほかにも、日本記念日評議会(一般社団法人 日本記念日評議会)、日本記念日学会、 国際記念協会などが挙げられている。 いったいそれぞれ、どんな活動を行って、そのことにどんな意義があるのか、いささか疑問に思えてくるが、その存在自体は、別段苦情を申し立てる筋合いでもあるまい。 協会だろうが、評議会だろうが、委員会だろうが、同好会だろうが、研究会だろうが、愛好会だろうが、好きに設立すればいい。日本国憲法はその第21条で、集会結社の自由を保障しているのだから。いまのところは。 ただわたいが危惧の念を抱くのは、これらの協会だの評議会だのの運営費や、構成員、事務員、その他所属している人々に対する給与、賃金、報酬等々に、税金が使用されていないだろうな、と、云うことである。 なんなと口実を設けて、財団だの法人だのを設立しては、引退した政治家や官僚たちの天下り先にしている“美しい国”のことだから、疑心暗鬼になってもやむを得まい。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 協会とも評議会とも、政治家官僚天下りとも、一切無縁の、清く正しく美しい、いつもながらの献立である。 |