2018.10.10 Wednesday
もっとも記念日が多い日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(海苔とさけのふりかけ)、高野豆腐と椎茸の含め煮、菠薐草と厚揚げの煮浸し
菠薐草と厚揚げの煮浸しは、菠薐草を湯掻いた後、油炒めにしてみた。厚揚げを入れるのだから、わざわざ油炒めにしなくてもよかろう、とも思ったのだが、このひと手間を加えることで、ビタミンAの吸収効率が上がるのである。ビタミンAは脂溶性なので、油炒めにしたり、厚揚げや油揚げ(薄揚げ)と一緒に調理したり、すりごまを振りかけたりして食すと、その吸収効果が高まるのである。 菠薐草と厚揚げの煮浸し、とは言い条、しめじも入れている。カルシウムの消化吸着を促進せしめんがためである。しめじには、しいたけに比肩するほどのビタミンDやエリゴステロールを含有しているのである。 ビタミンDやエリゴステロールが、カルシウムの吸収定着に欠かせない栄養素であることは、これまでにも何度も記してきたところである。 カルシウムとビタミンAは、現在の日本人において、最も不足しがちな栄養素である。それを効率よく摂取できるのだから、菠薐草や小松菜などの青菜類は、まさに最強のサプリメントである。 そんな青菜類を食さずして、スムージーだのサプリメントだのとのたまっている連中の気が知れない。 まるで宝飾品をバラバラに解体して、個々の金や銀、宝玉などをありがたがっているようなものである。 |