2018.10.16 Tuesday
1985年阪神タイガースリーグ優勝決定の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、鶏肝の生姜煮、小松菜と厚揚げの煮浸し
昨夜母者に確認したところ、やはり通常、小松菜の煮浸しには、砂糖は入れないのだそうである。どうりでいままで、煮浸しらしくない味がしていたわけである。 ところが怖いことに、長らくその味付けで食していると、いつの間にか味覚がその味に慣れてしまったようで、今回の味付け──酒と薄口醤油だけによるもの──では、どうもいまひとつ、物足りないような気がするのである。なれとは恐ろしいものである。 しかしそれも考えようで、慣れがあるからこそ、自分が料理る料理でも、さして旨いとも思わぬ代わりに、食えぬほど不味いと思うこともなく、日々食しておられるのだろう。そう考えると、慣れとはありがたいものである。 |