2018.10.23 Tuesday
津軽弁の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、みかんヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は“津軽弁の日”だそうである。 Wikipediaによると、“津軽弁による方言詩を確立した詩人・高木恭造の1987年の命日”にちなみ、“「津軽弁の日やるべし会」が1988年に制定”したのだそうである。 毎年10月23日に、青森県津軽地方で話されている津軽弁をテーマとした催し物を、青森市文化会館で行っているそうである(Wikipediaより)。 こう云った催しや記念日は、大いに歓迎するところである。訳の解らない、売らんかなの商業主義丸出しの記念日などよりも、なんぼかマシである。 かつて、訛は国の手形、と、呼ばれたものである。訛(方言)は、その地方地方において、長い歴史の中で形成されてきた、いわば言語文化であり、伝統文化である。言語藝術、と、云ってもいいかと思う。 それが一律に標準語化され、どの地方に云っても、その土地ならではの言葉、方言が聴けないようでは、旅の魅力が半減してしまう。 都会の生活に疲れた人の耳に、故郷の言葉、方言が、いかにやさしく、いかに心地よく響くことか。極端な話、悪口であったとしても、生まれ育った土地の方言で云われると、なぜか心和むものである。 そんな方言が使われなくなるのは、実に寂しいものである。 津軽弁のみならず、日本各地各所で、その土地土地の方言を大事にし、伝承していこうとする、このようなイヴェントが多く開催されてほしいものである。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 方言とも標準語ともなんの関係もない、いたって殺風景な献立である。 |