2018.10.23 Tuesday
津軽弁の日のひとりめし(昼-弁当)
麦飯(海苔とさけのふりかけ)、サンマの塩焼き、小松菜と厚揚げの煮浸し
サンマの塩焼きは、少々塩を効かせすぎた憾みはあるが、まずまず上出来だった。脂が乗って、身もたっぷり、焼き加減も香ばしく、頭から尻尾まで、骨ごと食べられる。欲を云えば、火が通りすぎて、内臓の苦味が消滅してしまっていたことである。 なかには、「サンマは好きだが、あの内臓の苦味が苦手だ」だとか、「サンマを食べるときは、内臓は必ず除る」などと云う人がいるようだが、もったいない話である。あの内臓の苦味が食欲を刺激し、夏バテで疲れた胃腸を壮健ならしめてくれるのである。それを棄ててしまうとは、サンマの価値を半減させているようなものである。 「さんまは好きだが、あのしゃべりが苦手だ」だとか、「さんまが出てるときは、音声は必ず消している」などと云うようなものである。 それではさんまの価値を半減させているようなものである。 |