2018.10.23 Tuesday
津軽弁の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、味噌汁(大根、人参、玉葱、キャベツ、長葱、白菜、えのき、ニラ、もやし、貝割、焼麩、うすあげ、乾燥わかめ)、さわらの味噌漬け焼き、小松菜と厚揚げの煮浸し、カボチャの煮物、南蛮漬けの素、冷奴、納豆、味付海苔
サンマは3尾で200円、5尾で300円だった(いずれも税抜き)。豊漁で値が下がるだろう、と、云われていたことは知っていたが、実際そのとおりになった。 上手く料理れたので、これならもっと買っておけばよかった、と、思ったが、買う前に上手く料理れるかどうかなど判ろうはずもないので、これはまさに本末逆転した感情である。 そんなわけで、さわらの味噌漬け焼き、である。 中学時分だったろうか、香川高松の伯父が、瀬戸内で釣ったさわらを味噌漬けにして送ってくれたことがあった。さっそくその夜、母者が焼いて食膳に供してくれたのだが、その美味だったこと、衝撃を受けた。 この世にこんな美味い魚があるのか、と、仰天したものである。 自分で料理ったものは、それほどでもない。さわらの味噌漬け焼き、と、云う献立に馴れ馴染んだのか、それともさわらそのものの新鮮さ、あるいは質の違いによるものか、漬けるみそ床の違いによるものか……。さまざまな要因はあるであろうが、だからこそ、和食の世界は奥深い、と、云えるのであろう。 なんにせよ、さわらの味噌漬け焼きが、わたいの大好物の一品であることに変わりはない。 |