2018.10.30 Tuesday
香りの記念日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、フルーツミックス・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は“香りの記念日”だそうである。 Wikipediaによると、“1992年のこの日、石川県七尾市で第7回国民文化祭「世界香りのフェアIN能登」が開催され、それを記念し制定”されたのだそうである。 香りと云えば、“アロマ”だの、“癒し”だのと、その効果が喧伝されて久しい。 実際、大自然の香り──森林の中や清流の川べりなどで感じられる香りには、心身の疲労を除去し、日々の塵労を洗い清めてくれるような効果がある。 花々の芳香はしあわせな気分をもたらし、台所から漂ってくる夕餉の匂いは食欲をそそる。 先日部屋のカーテンを洗濯したが、その後風と共に部屋に満ちる香りは、実にさわやかで心地よいものだった。 一方で、嫌悪感や、場合によっては、殺意すら催させるような臭いもある。 腋臭体臭などは本人は気づいていないことが多く、如何ともしがたいものがあろうからやむを得ない面があるにしても、煙草や酒の臭い、そして香水の臭いなどは、嫌がらせとしか思えない場合もある。 いわゆる“スメハラ”などと云う言葉さえ生じている。当人にとっては心地よい匂いも、他人にはいたたまれない臭いに感じられるのだから、厄介と云えば、厄介である。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 香りとも匂いとも、臭いとも“スメハラ”とも、まったく縁のない、いたって穏やかな献立である。 |