2018.11.03 Saturday
習字の日・書道の日(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、アロエ・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は“習字の日・書道の日”であるそうである。 Wikipediaによると、“公益財団法人日本習字教育財団が制定”したもので、“「いい(11)もじ(2)」の語呂合わせの意味と、文化祭などの多い11月の文化月間に合わせたもの”なのだそうだ。 なるほど、今回はまともな語呂合わせである。 スマホ、PCどころか、ワープロが普及しだした頃から、すでに手書きはその必要性を減らしていった。礼状なども印刷なのだから、なんのための礼状か、である。虚礼もはなはだしい。 しかし面白いもので、こうも手書きの必要性がなくなってくると、逆にそのありがたみが理解されてくる。それまで当たり前であったものが失われると、それがなぜ当たり前だったのかが理解されるようである。 「人間とは軽薄なものですな……。死に直面してはじめて、生きていることのありがたさに気づく」 こんな意味の台詞が、黒澤明監督の映画、『生きる』のなかにあった。 これを機会に、手書きの良さをいま一度、見直されてはいかがだろうか。 わたい? わたいは御免蒙らせていただこう。生来字が下手で、いまさら矯正する気もさらさらない。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 字が上手かろうが下手であろうが、手書きであろうがなかろうが、まったく関係のない、いたって非文化な献立である。 |