2018.11.06 Tuesday
お見合い記念日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、アロエ・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)
今日は“お見合い記念日”だそうである。 Wikipediaによると、“1947年のこの日、東京の多摩川河畔で集団お見合いが行われたことに由来”するものだそうである。“結婚紹介雑誌『希望』が主催したもので、戦争のために婚期を逃した男女386人が参加した”そうである。 “結婚”、“お見合い”、と、云うと、ほのぼのした、しあわせそうな印象を受けるが、それが“戦争のために婚期を逃した男女”のために行われた、と、なると、逆にもののあはれを感じざるを得ない。 1947年と云えば、昭和22年である。終戦から2年しか経っていない。 このときの集団見合いに参加した“386人”の男女は、いったいどのような気持ちで、この催しに参加したのであろうか。 まったく見えぬ先行きの暗さにうなだれてか、それともようやく戦争が終った青空の明るさに面を輝かせてか、平和に慣れ切った現代のわたいには、想像することすらできない。 ただ、当時“多摩川河畔で”行われた“集団お見合い”が、一時期流行った“ねるとん紅鯨団”でのそれとは、大いに違ったものであったろうことは容易に推測できる。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 見合いとも恋愛とも結婚とも同棲とも、全然一切金輪際無縁の、色気も女っ気もない献立である。 |