2018.11.09 Friday
野口英世の誕生日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、ブルーベリー・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)
今日は野口英世の誕生日である。 Wikipediaによらなくとも、たいがいの日本人なら、氏のことはご存じであろう。 わたいの小学生時代には、各出版社とも、氏の伝記を発刊していたものである。 苦学力行、立身出世、立志伝中の人物である。 現在では、千円札の人、としてしか、知らない人もいるかもしれない。 子ども向けの伝記などでは、当然のことながら、その推奨さるべき面しか描かれていないが、実際は、相当ハチャメチャな人物だったらしい。 渡米したのも、より設備施設の完備した米国で研究したい、と、云う、研究熱、研究欲からではなく、借金放蕩のし過ぎで日本にいられなくなり、米国に逃げたのだ、と、云ううわさもあるくらいである。 婚約した際の結納金で友人たちとともに芸者を揚げてドンチャン騒ぎしたあげく、婚約を破棄した、と、云うのだから、ほとんど婚約詐欺である。 そりゃ日本におられまい。 しかしいかに素行が不良であるとは云え、医学者、細菌学者としての業績は世界の水準からみても優れたものであり、3度もノーベル生理学・医学賞の候補に挙がっている事実が、そのことを象徴している。 倫理道徳は倫理道徳の土俵でその良不良を論じ、学問上の業績は学問の土俵の上でその優劣を論ずべきである。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 学問研究とも、倫理道徳とも、一切無縁の、いたって平々凡々たる献立である。 |