2018.12.11 Tuesday
沢庵忌の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、ブルーベリー・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、みかん(2個)
今日は江戸時代の臨済宗の僧・沢庵の忌日であるらしい。(「今日は何の日〜毎日が記念日〜」より) 沢庵と云えば、沢庵漬の創案者として、また宮本武蔵に禅の教えを施した人物として有名であるが、どちらも限りなくフィクションに近い。 宮本武蔵とのかかわりは、吉川英治氏の小説『宮本武蔵』が有名だが、氏自身、「武蔵と沢庵との交渉は、まったく僕の創作で、文献には見当たらない」と、否定しておられる。(Wikipediaより) また、沢庵漬けの創案者である、との説に対しては、“関西で広く親しまれていたものを沢庵が江戸に広めたともいう”との説もあるそうである。その説に拠れば、“徳川家光が東海寺に沢庵を訪れた際、ダイコンのたくわえ漬を供したところ、家光が気に入り、「たくわえ漬にあらず沢庵漬なり」と命名したと伝えられる”とのことである。(Wikipediaより) いずれにしても、史実よりも伝説伝承の領域で、よく知られた人物であり、そのあたりは室町時代の僧、一休禅師とよく似ている。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 沢庵漬とも、禅の教えとも、まったく関係のない、いたって凡俗な、洋風の献立である。 |