2018.12.12 Wednesday
西安事件の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、ブルーベリー・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、みかん(2個)
1936年(昭和11年)の今日、 張学良・楊虎城配下の部隊が西安滞在中の蒋介石を拘束し、国共合作と抗日を要求した。いわゆる西安事件である。 「拘束」、「要求」と云えば聞こえはいい(?)が、事実上は、「軟禁」であり、「強要」であったろう。 とにもかくにも、この一件により国共合作がなされ、相争っていた中国国民党と中国共産党は、共に連携して、日本軍に対することとなったのである。 この史実を背景にした小説に、生島治郎氏の『総統奪取』がある。『黄土の奔流』の登場人物、紅真吾と葉宗明が活躍する佳作である。散作お奨めの作品だが、正直わたいには、いまひとつだった。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 軟禁とも強要とも事件とも戦争とも、一切まったく全然関係のない、いたって平和平凡な献立である。 |