2018.12.13 Thursday
松迎えの日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、ストロベリー・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、みかん(2個)
今日は“松迎えの日”だそうである。 Wikipediaによると“正月を迎える準備を始める日”であり、“昔はこの日に門松やお雑煮を炊くための薪など、お正月に必要な木を山へ取りに行く習慣があった”と、云うことである。 “昔は……あった”と云うことは、“今はない”と帰結されるであろうことが推測される。 なるほど、現在薪を必要とする生活をしている人は、一部の物好き……もとい、趣味人や、山村生活への憧れを実現した人々を除き、あまりいないであろう。 薪どころか、いまや石油ストーヴすら過去の遺物、石油ファンヒーターでさえ、「まだそんなもの使ってるの」と、蔑笑われるご時世である。 ホット・カーペットどころか、完全床暖房にエアコンの世の中である。 しかもオール電化、オールガス、と、わたいの如き旧時代の人間から見れば、贅沢の極みを通り越して、SF映画の世界の話である。 薪で火を熾すなど、キャンプのときでもやらないのではないか。 スバラシイ世の中になったものである。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 薪ともオール電化とも、竃ともオールガスとも、一切無縁の、いたって中途半端な献立である。 |