2019.01.11 Friday
蔵開きの日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日が鏡開きの日であることは、みなさんよくご存じであろうが、その今日はまた、“蔵開きの日”でもある。 Wikipediaによると、“商家などで、新年初めて蔵を開き、商売繁盛を祈る行事”であり、“江戸時代、大名が行った米蔵を開く儀式がその起源とされる”とのことである。 蔵など今日び、滅多に見られなくなった。地方などに行くと見かけることもあるが、「いまどき、どんな使い方をしているのだろう」と、不思議に思うことである。 そんな蔵が開かれようが開かれまいが、わたいとしては一向に構わないのだが、立法、行政、司法にかかわる公共機関の情報だけは、ぜひとも開いていただきたいものである。もちろん、精確な情報を。 このことは近現代における先進国家の義務であり、またそれらの情報を知ることは、近現代における先進国民の権利であり、義務でもあるはずである。 どこぞの国のように、政府与党に都合の悪い日誌日報その他の情報を隠蔽したり、不確かなデータに基づいて法を立てたり、間違った統計に基づいて労災保険や雇用保険の受給額を算出したり、等々が行われているような国は、いくらその国の経済が発展し、国防軍事力が増し、国民の進学率が上昇していても、けっして「先進国家」とは云えないであろう。 そのような隠蔽が行われているにもかかわらず、情報の開示を求めようともせず、憤りも発せず、我関せずを決め込む国民が、間違っても、「先進国民」などとは云えないことは、云うまでもない。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 鏡開きとも蔵開きとも、データ隠蔽とも情報開示とも、一切なんらの関連もない、いたって平々凡々たる献立である。 |