2019.01.17 Thursday
おむすびの日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)、みかん(2個)
今日は“おむすびの日”であるそうだ。 Wikipediaによると、“JA等でつくる「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が2000年11月に制定”したのだそうである。“阪神大震災ではボランティアの炊き出しで被災者が励まされた”のが、その由来なのだそうである。 なるほど、迅速簡便な食品(いわゆるファスト・フード)にして、栄養バランスに秀でたもの、と、云えば、やはり、おにぎりに止めを刺すだろう。 散作によれば、生島治郎氏の『幕末ガンマン』と云う作品のなかで、高杉晋作がサンドウィッチを評して、戦のときにはおにぎりより便利かもしれん、と、云う件があるそうである。なるほど、当時としてはおにぎりの具も少なかったであろうし、初めての物珍しさから、そう思っても無理はなかろう。 しかし現在では、実にさまざまな食材がおにぎりの具として使用されており、このあたりに、洋の東西時の古今、人種民族伝統習慣の相違を度外視して、よきものは進んで取り入れ、自己流にアレンジして吸収する、日本人のよきところがあろうと思われるのである。 近年、そんなよき日本人の心魂を忘れ棄て去って、特定民族を侮蔑嘲弄してはばからない輩が跳梁跋扈しているのは、まことに遺憾である。 そんな輩に、日本人ヅラして欲しくないのだが、悲しいかな、事実日本人なのだから、如何ともしがたい。 もっともそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。 おにぎりとも、日本人の心性とも、まったく関係のない、洋風そのものの献立である。 |