2019.01.29 Tuesday
アラン・ラッドの命日の日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、白葱、生椎茸、蒟蒻、ニラ、もやし、貝割、薄揚げ)、菠薐草と椎茸と薄揚げの煮浸し、カボチャの煮物、冷奴、納豆、味付海苔
これだけ具材を入れると、それぞれの具材からそれぞれが含有する旨味が出るのか、なかなかに深みのある味わいになる。 しかし具材の種類によっては、それぞれの具材が含有する旨味が調和するどころか、反撥し合い、トンデモナイ味になってしまうだろう。 それが見事に合致調和して、深くコクがありながらも、口当たりのいい味わいになっているのだから、不思議と云えば不思議である。 昨日も記したように、菠薐草と薄揚げに、しめじの代わりに生椎茸を入れて、煮浸しにした。どちらもビタミンDを補給し、菠薐草に含まれているカルシウムの吸収定着を効果あらしめんがためであることは、これまでもたびたび記してきたところである。ちなみに、薄揚げは、脂溶性であるビタミンAの吸収を促進するためである。 とりわけビタミンDは、日光を浴びる機会の少ない人(1日中内勤の人や、地下鉄地下街移動が多い人など)や、紫外線を極端に避ける人が増えている昨今、意識して摂らなければ不足しがちになる栄養素、と、云えるであろう。ビタミンDが不足すれば、せっかくカルシウムを摂取しても、吸収されずに終わってしまう。もったいないことである。 椎茸やしめじは、そんなビタミンDを多量に含んでいる食材である。 もっと推奨されてしかるべき食材である。 |