2019.01.30 Wednesday
「うたかたの恋」の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)、みかん(2個)
1889年(明治22年)の今日、オーストリア皇太子のルドルフと、その恋人マリー・フォン・ヴェッツェラが、マイヤーリングの狩猟館のベッドの上で拳銃で撃たれて死んでいるのを発見された。一般には心中と伝えられているが、その死の真相については現在なお諸説あり、謎に包まれているそうである。 この実在の事件をモデルにした小説を映画化したのが、『うたかたの恋』である。 映ちゃんによると、1936年(昭和11年)のフランス映画で、日本で公開されたのは戦後直後の1946年(昭和21年)だそうである。 主人公の皇太子にはシャルル・ボワイエが扮し、その恋人マリアをダニエル・ダリューが演じていたのだそうである。 映ちゃんですら未見の映画だが、なるほど、美男美女の悲恋もの、と、一発で理解できるキャスティングである。 公開当時日本でも大ヒットし、とりわけ満都の子女の紅涙を絞った、と、伝えられているそうである。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 うたかたであろうが、うつつであろうか、恋などとは一切無縁の、いたって色も素っ気もない、いつもながらの献立である。 |