ろ〜りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

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自由の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)、みかん(2個)


今日は”自由の日”であるらしい。
と、云っても、なにも好き勝手していい日、と、云うわけではない。
これはアメリカ合衆国での記念日らしく、Wikipediaによれば“1865年のこの日、アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが奴隷制全廃を定めるアメリカ合衆国憲法修正第13条に署名した”ことにちなんでいるのだそうである。
エイブラハム・リンカーン(最近では、昔のように、「リンカン」と表記するらしい)と云えば、アメリカ合衆国建国の父であるジョージ・ワシントンと並んで、歴代大統領のなかでも、1、2を争う人気と好評を得ているが、なんといっても、丸太小屋で生まれ、苦労の末に大統領となったこと、南北戦争と云う国難を乗り切ったこと、そして、黒人奴隷を解放したことが、その実績として評価されている。
Macによれば、そのリンカーンも、奴隷解放宣言を出すタイミングについては、苦慮したらしい。
次のようなジョークがある、と、云う。

奴隷解放宣言を出し渋るリンカーンに、奴隷解放推進派の側近が業を煮やして、早急に奴隷解放宣言を出すよう進言した。
リンカーンはその側近に、
「馬の尻尾を足と呼んだら、馬には足が何本あることになるかね」
と、問いかけた。
側近は呆気にとられて、
「それは大統領、5本でしょう」
と、答えた。
リンカーンは悲しげに首を振ると、
「それはちがうな。いくら馬の尻尾を足と呼んだところで、馬の足は4本しかないのだよ」

お分かりだろうか?
いくら呼び方を変え、いくら体裁を整えても、実質が変わらなければ、なにも変わったことにはならない、と、云うことである。
某国政府の政策施策を見るにつけ、このジョークが笑えないジョークになってくる。
いくら「民主国家」を標榜していても、実際に民主主義が民主主義として機能していなければ、しょせんは「馬の尻尾」なのである。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
自由とも、解放とも、擬似民主国家とも、一切無縁の、平々凡々たる、いつもながらの献立である。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 20:14 | - | - |


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