2019.02.20 Wednesday
世界社会正義の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、みかん(2個)
今日は“世界社会正義の日”なのだそうである。 Wikipediaによると、“2007年の国連総会決議で制定され、2009年から実施された国際デー”であり、“貧困削減や、国際労働機関の定める労働者の権利の促進を目的に制定”されたのだそうである。 実施されてから10年になるが、“貧困”も“労働者の権利”も、いよいよ深刻の度合いが増しこそすれ、減じる気配は感じられない。 そもそも、“貧困撲滅”と“労働者の権利の促進”だけが、“社会正義”である、とも、思われない。 “正義”の実現は、洋の東西、時の古今をつうじて変わらぬ、不変の希求であるが、それがはなはだ困難である所以のひとつは、なにが“正義”なのか、その内容が、人によって全然ちがうことであろう。 早い話が、「貧困は怠惰の報いであり、それゆえ怠惰な者が貧困になることこそ、“正義”の実現である」と、考える輩も、けっして少なくはないのである。漢字を常用する中国以外の国の、いわゆる”まともな人間”だけでなく、壁の建設に拘泥する某国の大統領なども、そんな考えを持っているような気がする。困ったことであり、恥ずかしいことである。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 社会正義とも、貧困とも、一切無縁の、まことにありがたい、しあわせな献立である。 |