2019.02.22 Friday
太子会の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、みかん(2個)
今日は“太子会”の日であるらしい。 「今日は何の日〜毎日が記念日〜」と云うWebsiteによると── 622(推古天皇30)年のこの日、聖徳太子が斑鳩宮で薨去した。 聖徳太子ゆかりの広隆寺・法隆寺(3月22日)・四天王寺(4月22日)等では聖徳太子の遺徳を偲ぶ法会が行われる。 推古天皇30年2月22日という忌日は『上宮聖徳法王帝説[じょうぐうしょうとくほうおうていせつ]』に記述されている日附であり、『日本書紀』では推古天皇29年2月5日となっている。 ──とのことである。 現在の教科書などでは、その実在が疑われる学説が存在する旨、明記されているようであるが、長らく日本の思想や政治制度に影響を及ぼした人物として尊崇されてきたことは否めない。 ちなみに、聖徳太子こと厩戸皇子は、推古天皇の皇太子となり、摂政を務めた。天皇家の歴史において、摂政を務めた皇太子は、この厩戸皇子と、裕仁皇太子(後の昭和天皇)のふたりだけである。 そのふたりのうち、後に天皇となったのは、裕仁皇太子だけなのだから、昭和天皇がいかに稀な存在であったかがうかがい知れる。 ちなみに、絶対権力者としての天皇と、象徴としての天皇との、両立場を一人で担ったのも、昭和天皇だけだろう。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 聖徳太子が実在しようがしまいが、皇太子が摂政を務めようが務めまいが、そんなこととは一切無縁の、いたって平々凡々たる、俗人の献立である。 |