2019.03.01 Friday
マヨネーズの日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、みかん
今日は“マヨネーズの日”であるらしい。 音楽をつうじて知り合った、麗しき女性に教えていただいた。 しかし、なぜ今日が“マヨネーズの日”なのかは、ご存知なかったようだ。 Wikipediaによると、“1925年3月9日にキユーピーが日本ではじめてマヨネーズを製造・販売し、日本初の「1」にちなんだことから”制定したのだそうである。 要は“日本ではじめてマヨネーズを製造・販売し”た3月と、“日本初の「1」にちなん”で、3月1日にしたわけだ。 3月9日そのものにしないところが、素直ではない。 1925年と云えば、大正14年である。 梶井基次郎の「檸檬」が同人雑誌『青空』の創刊号に掲載され、ツタンカーメン王の墓が発見され、トロツキーが失脚し、ムッソリーニが独裁を宣言し、2年前に解散させられた国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)が再建された年である。 日本では加藤高明内閣のときである。 以前の話だが、世には“マヨラー”なる種族が存在していて、どんな料理にでもマヨネーズをかけないと気がすまない、どんな料理でもマヨネーズをかければ食べられる、それどころか、マヨネーズそのものを、そのまま食することを好む者さえいる、とのことである。 他人様の趣味嗜好をどうこう評するつもりは毛頭ないが、わたいの感覚からすると、おぞましい、としか、表現のしようがない。 マヨネーズが嫌いなわけではないが、ほとんど使わない。 ご存知のかたはご存知だろうが、生野菜サラダにも、マヨネーズはかけない。ポテト・サラダや、マカロニ・サラダなど、マヨネーズを使った料理も料理らない。ご覧のように、茹で卵にも、マヨネーズはかけない。ブロッコリにもかけない。それでもなぜか、冷蔵庫には、小ぶりのマヨネーズが置いてある。なぜあるのか、我ながら不思議である。 ただ最近、からし入りのマヨネーズは、重宝するようになった。休日の朝や夜食に、ハムチーズトーストを料理るためである。 6枚切りの食パンにからし入りのマヨネーズをかけてハムを1枚のせ、その上から、とろける(とろけなくてもいい)チーズを被せて、トースターで焼くのである。簡便にして、なかなか美味しい。最近のお気に入りである。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 マヨネーズともケチャップとも、醤油ともソースとも縁のない、いたって簡素簡略な、いつもながらの献立である。 |