2019.03.19 Tuesday
カメラ発明記念日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は“カメラ発明記念日“であるらしい。 「今日は何の日〜毎日が記念日〜」と云うWebsiteによると、“1839年のこの日、フランスのルイ・マンデ・ダゲールが写真機を発明した”ことにちなんで、定められたようである。“この写真機は「ダゲレオタイプ」と呼ばれ、長時間露光させるため写真機の前で長い間じっとしていなければならなかったが、大変な人気を集めた”そうである。 1839年と云えば、日本では天保10年である。 2年前は大坂浪花で大塩平八郎の乱がおこり、14年後には黒船がお越しになろう、と、云う、幕末以前の暗黒期、とも呼ぶべき時期である。 むかし、薩摩藩主島津斉彬が写真の被写体となったとき、動かぬように、椅子の背に支えをして首を固定した、と、聞いたことがあるが、このときの写真機が、ここで云う、「ダゲレオタイプ」だったのだろうか。 現在は“写真機の前で長い間じっとしていなければならなかった”どころの話ではなく、写真機とも思えぬ写真機や、いつ撮影されたのか分らない(分られない)写真機なども手軽に入手することが出来る、物騒極まりない時代である。180年の間における科学技術の進歩とは、恐ろしいものである。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 写真を撮影するのに長時間かかろうが、瞬間ですもうが、そんなこととは一切縁のない、いたって長閑で平和な、いつもながらの献立である。 |