2019.04.02 Tuesday
図書館開設記念日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
昨年のこの日、「今日は“国際子どもの本の日”だそうである」と記したが、同時に、“図書館開設記念日”でもあるらしい。 Wikipediaによると、“明治5年旧暦4月2日(新暦1872年5月8日)に、東京・湯島に日本初の官立公共図書館・東京書籍館が開設されたことに由来”するのだそうである。 “国際子どもの本の日”は、文字どおり、世界規模の記念日だが、“図書館開設記念日”は、その由来の経緯からも明らかなように、 東京・湯島、と、云えば、湯島聖堂(昌平坂学問所-徳川幕府直轄の学問所)の所在地であり、「日本の学校教育発祥の地」である(Wikipediaより)。 その地に、日本初の公共図書館が開設されたことは、別段異とするに足りないが、それが明治5年と、早い時期だったことに驚く。 西郷隆盛を担いだ薩摩士族の反乱、いわゆる西南戦争が勃発したのが明治十年、対朝鮮使節派遣問題(いわゆる征韓論)による政変で廟堂が分裂したのが明治6年だから、まだまだ明治新政府の基礎が固まっていなかった時期である。 そんな時期に、公共の図書館を開設した、と、云うことは、いかにこの新政府が、教育を重視していたか、が、よく解かる。 近年図書館もさまざまな様態を見せるようになり、廉価で身近なレジャー施設の観を呈しつつあるようだ。よろこばしいことである。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 明治新政府が教育に力を入れようがいれまいが、図書館の様態が変化しようがするまいが、そんなこととは一切無関係の、いたって非知性非文化な、いつもながらの献立である。 |