2019.04.03 Wednesday
愛林日の日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ
今日は“愛林日”だそうである。 「今日は何の日〜毎日が記念日〜」と云うWebsiteによると── 1895(明治28)年に来日したノースロップ博士が講演で「愛林日(Arbor Day)」の精神を説き、1898(明治31)年、本多静六林学博士の提唱により神武天皇祭の4月3日が「植栽日」となった。1933(昭和8)年に大日本山林会会長・和田国次郎、農林次官・石黒忠篤らにより、4月2日から4日までの3日間を「愛林日」として、全国一斉に愛林行事を催すことが提唱され、翌年、日本初の中央植樹行事が茨城県の「鬼が作国有林」で行われた。この中央植樹行事は現在「全国植樹祭」となっている。 とのことである。 島国でもある日本は、また、多くの山林を有する山国、樹木の国でもある。山林中にいると、心気が落ち着き、塵労が洗浄され、心身が清められる気がする。一時期、「森林浴」なるものが流行ったこともあった。 日頃あまり意識には昇らないが、山林を愛し、山林のありがたさを認識する契機となるこう云う記念日は、なるほど、有意義であろう。 とりわけ、山林、と、云えば、花粉症による弊害苦痛の元凶としてしか意識されかねない、この時期において、本来の山林自然のありがたさ尊さに思いを馳せることは、好ましいことに違いない。 だいたいわたいに云わせれば、花粉症なるものは、自然のもたらした災害などではなく、明らかに、人がもたらした、「人災」なのである。 もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。 森林浴とも花粉症とも、自然災害とも人災とも、まったく縁のない、いたって平和で穏やかな、いつもながらの献立である。 |