2019.04.23 Tuesday
地ビールの日のひとりめし(晩)
玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、とろろ昆布、乾燥わかめ)、揚げないコロッケ、菠薐草のお浸し、熟成キムチ、冷奴、納豆、味付海苔
エライことに気づいてしまった。揚げないコロッケに、合挽肉を入れ忘れていたのである。急に思いついて、慌てて材料を買いに行ったためか、それとも、参考にしたレシピが、かぼちゃコロッケやおからコロッケなどの、独自性にあふれたものだったためか、合挽肉を入れる、と、云う観念が、すっぽり抜け落ちてしまったのである。嗚呼、忘却とは忘れ去ることなり……。忘れ去るものよ、汝の名は忘却なり。 とにもかくにも、加齢性健忘症ではないことを祈りたい。 それはそれとして、合挽肉がなくても、気がつかないほどに、コロッケの味がしていたことは、たしかである。ものは考えようで、ヘルシーなコロッケの料理り方をおぼえた、と、思えば、ひとつレパートリィが増えたと云える。 菠薐草のお浸しには、すりごまとかつお節を大量にかけた。 すりごまは、ごまにはカルシウムが多く含まれており、しかも、ごまに含まれている油は、ビタミンAの吸収を助けてくれる。かつお節はシュウ酸を防いで結石を予防してくれる。菠薐草のお浸しにすりごまとかつお節、と、云うのは、昔ながらの食べ方だが、昔ながらのものには、それなりの理が、ちゃんとあるのである。 |