ろ〜りぃ&樹里とゆかいな仲間たち

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キスの日のひとりめし(朝)
トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ、カマンベール・チーズ


今日は“キスの日”であるらしい。
「今日は何の日〜毎日が記念日~」と云うWebsiteによると──、

1946年のこの日、日本で初めてキスシーンが登場する映画である、佐々木康監督の『はたちの青春』が封切りされた。
当時、映画製作もGHQの検閲下にあり、民間情報教育局(CIE)のコンデが、完成した脚本がその前に見せられたものと違うことを指摘した上、接吻場面を入れることを要求した。
主演の大坂史郎と幾野道子がほんのわずか唇をあわせただけだったが、それでも話題を呼び、映画館は連日満員になった。

──と、云うことである。
いかに日本初のキスシーンが登場する映画だったとは云え、“ほんのわずか唇をあわせただけ”で、“話題を呼び、映画館は連日満員になった”と云うのだから畏れいる。当時の人たちがよほど純情だったのか、それとも抑圧がよほど酷かったのか、現在からは考えられない話である。
なにしろ、ゴールデン・タイムのTV番組で、裸の男女が抱き合ってる場面を平気で流していたのも、今は昔の話で、現在では、スマホでその手の、あるいはそれ以上の行為が描写されている動画を、いつなんどきでも視聴できるのだから、文明の進歩はありがたいものである。
キスぐらい、現在では中高生でも人目もはばからず、平気で行っているご時世である。これを性道徳の退廃とみるか、恋愛自由の進化とみるかは、人それぞれであろう。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
キスとも裸の抱き合いとも関係のない、性道徳が退廃しようが恋愛事由が進化しようが、まるで縁のない、いたって健全にして侘しい、いつもながらの献立である。
| ろ〜りぃ | ろ〜りぃの食卓 | 21:58 | - | - |


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